今回は、日本のコメ価格が最高値を更新し続けている問題に対する日本(国内)と海外(世界)の反応を紹介します。
海外の反応(Overseas reaction)
「日本のコメ価格高騰は異常事態だ。主食の価格が前年比92%も上昇するなんて、先進国では考えられないレベルだ。政府の対応が遅すぎる」
「日本政府がようやく備蓄米を放出したが、効果が見られるのはまだ先だろう。それにしても人気観光地として外国人観光客が増えている中で基本食料の供給が不安定になるのは懸念材料だ」
「アメリカ米の需要が増えているのは興味深い。日本人は自国のコメにこだわることで知られているが、価格差があまりにも大きくなると選択肢が変わるのは自然なことだ」
「日本の農業政策は改革が必要だと思う。小規模農家が多すぎて効率が悪い。大規模化と機械化で生産性を上げるべきだ」
「コメ価格の高騰は単なる農業問題ではなく、インフレ全体に影響している。日本銀行にとっても金融政策の判断が難しくなっているようだ」
日本の反応(Japan’s reaction)
「毎日の食卓に欠かせないコメがこんなに高騰するとは思わなかった。家計の負担が本当に大きい」
「政府の対応が遅すぎる。備蓄米があるなら、もっと早く放出すべきだった。石破首相の焦りが見えて仕方ない」
「海外のコメを試してみたけど、案外美味しかった。値段も国産の半分以下だし、これからはブレンド米も選択肢に入れようと思う」
「農水省の需給見通しが甘かったのが問題の本質。昨年の猛暑による不作を予測できなかったのか」
「コメが値上がりするなら、パスタや麺類で代用しようと思っていたけど、小麦粉製品も値上がりしていて節約になっていない」
「スーパーによって備蓄米の取扱いに差があるのが不公平。大手チェーンだけが恩恵を受けているように感じる」
「農家の高齢化で生産量が減少しているのも要因の一つ。若い世代が農業に興味を持つような支援策が必要だ」
「JAの力が強すぎて流通が歪んでいる。もっと自由競争を促進すべき時期に来ている」
「転売ヤーのせいでコメまで品薄になるなんて。日本の食料安全保障は本当に大丈夫なのか不安になる」
「外国人観光客の増加でコメの消費量が増えたという分析には納得。インバウンド需要の影響は広範囲に及んでいる」
「円安の影響で輸入米も以前より高くなっている。為替相場も価格高騰の一因だ」
「昔は備蓄していたけど、今は都度買いに変えた。値上がりが続くなら、またストックしておくべきか悩む」
「政治家は選挙前だから農家よりの政策を取りがち。消費者の視点が軽視されている気がする」
「『令和のコメ騒動』なんて言われているけど、本当に深刻な問題。子どもたちのお弁当のごはんも小さくせざるを得ない」
「季節のお祝い事や行事でお赤飯を作るのも躊躇してしまう。日本の食文化にも影響が出ている」
「輸入米を増やすのは短期的な解決策かもしれないが、日本の食料自給率が下がることも心配」
「農家の視点からすると、長年低価格で苦しんできたので、適正価格に近づいているという見方もできる」