今回は、お気に入りのアクセサリーをすっきりと収納しつつ、見た目にも美しくディスプレイするアイデアについて紹介します。
日々のコーディネートに欠かせない指輪やネックレス、ピアスなどのアクセサリーですが、小さなアイテムが多いだけに、気づくと絡まっていたり、片方だけなくなってしまったりと、収納に悩む方も少なくないようです。
また、引き出しの奥にしまい込んでしまうと、持っていること自体を忘れてしまい、結局いつも同じものばかりつけてしまうということにもなりかねません。
そこで、大切なアクセサリーを傷つけずに保管しながら、選ぶ時間も楽しくなるような「見せる収納」と「隠す収納」のバランスの取り方を整理していきます。
アクセサリー収納の基本ルール
具体的な収納方法を考える前に、アクセサリー同士のトラブルを防ぐための基本的なルールを知っておくことが大切といえます。
種類ごとに分けて保管する
アクセサリーは、素材や形状が異なるものを一緒にまとめてしまうと、傷がついたり変色したりする原因になります。
たとえば、硬いダイヤモンドと柔らかいパールを同じ小袋に入れると、パールに傷がついてしまう可能性があります。
また、シルバーや真鍮(しんちゅう)などの素材は、空気に触れることで酸化し黒ずみやすいため、できれば密閉できる小さな袋(チャック付きポリ袋など)にひとつずつ分けて保管するのが理想的です。
最低でも「ネックレス」「リング」「ピアス・イヤリング」など、アイテムのカテゴリーごとに場所を分けるのが、使いやすさを保つ第一歩になりそうです。
「一軍」と「二軍」で収納場所を変える
持っているアクセサリーのすべてを同じ場所に収納しようとすると、スペースが足りなくなり、取り出しにくくなる傾向があります。
そのため、普段からよく使う「一軍」のアイテムと、特別な日や特定の季節にしか使わない「二軍」のアイテムを分けるのがコツといえます。
一軍のアクセサリーは洗面台の横やドレッサーなど、朝の身支度の動線上にある出し入れしやすい場所に置き、二軍のアイテムはホコリや湿気を避けるために、クローゼットや引き出しの奥に丁寧に保管しておくのがよさそうです。
見せる収納:インテリアとして楽しむディスプレイ
毎日使うお気に入りの一軍アクセサリーは、あえて「見せる収納」にすることで、部屋のインテリアの一部として楽しむことができます。
トレイや豆皿を使った「平置き」
最も手軽な見せる収納は、お気に入りの小さなトレイや、デザイン性の高い豆皿(小皿)にアクセサリーを置く方法です。
帰宅して時計や指輪を外した際、サッと置くだけで済むため、あちこちに置き忘れるのを防ぐ「一時置き場」としても機能します。
ガラス製や真鍮製、陶器など、部屋の雰囲気に合った素材のトレイを選ぶと、それだけでちょっとしたディスプレイ空間が完成します。
ただし、ネックレスはトレイの上で絡まりやすいため、リングや時計、大ぶりのピアスなどの収納に向いているといえそうです。
スタンドを活用して「吊るす」
絡まりやすいネックレスや、フックタイプのピアスの収納には、専用のアクセサリースタンドを利用して吊るすのが効果的です。
木製のものや金属製の華奢なデザインのものなど、さまざまなスタンドが市販されていますが、コルクボードと可愛いデザインの押しピンを使って自作するのも楽しいアイデアです。
吊るすことでアイテム全体が一目で見渡せるようになり、「今日はどれにしようか」と選ぶ時間がお店のディスプレイを見ているようなワクワク感につながるかもしれません。
ホコリが気になる場合は、ガラスのドーム(カバー)がついたタイプのスタンドを選ぶと、美しさと保護を両立できそうです。
隠す収納:すっきりまとめて保護するアイデア
数が増えてきたアクセサリーや、大切に保管したいジュエリーなどは、「隠す収納」を工夫することで、省スペースで安全に管理できます。
アクリルケースとベロアトレイの組み合わせ
無印良品や100円ショップなどで手に入る「透明なアクリルケース」と、その引き出しにぴったりと収まる「ベロア素材の仕切りトレイ」の組み合わせは、アクセサリー収納の定番ともいえる方法です。
ベロア素材がアクセサリーを傷から守り、細かく仕切られているため、指輪やピアスが迷子になるのを防いでくれます。
透明なケースは外から中身が見えるため、引き出しを開けなくても目当てのものがどこにあるか把握しやすく、忙しい朝でも探す手間が省ける傾向があります。
壁面や扉の裏を活用する
引き出しや棚の上にスペースがない場合は、クローゼットの扉の裏や、壁面のデッドスペースを活用するアイデアもあります。
ウォールポケット(壁掛け収納)の透明なポケットにひとつずつアクセサリーを入れたり、100円ショップのワイヤーネットとフックを組み合わせて壁掛けの収納スペースを作ったりする方法です。
これなら場所を取らずに大量のアイテムを見やすく整理でき、子供やペットの手が届かない高さに設置できるというメリットもあります。
旅行や持ち運び時の収納術
自宅での保管だけでなく、旅行先やジムなどにアクセサリーを持ち運ぶ際の工夫も、大切なアイテムを守るために知っておきたいポイントです。
ピルケースやピローポーチの活用
旅行用のアクセサリーケースを持っていない場合、薬を入れる「ピルケース」がピアスの持ち運びにぴったりです。
小さな仕切りがあるため、左右のピアスがバラバラにならず、硬いプラスチックが外部の衝撃から守ってくれます。
また、ネックレスが絡まるのを防ぐには、ストローにチェーンを通してから留め具を留めるという裏技がよく知られています。
少しの工夫で、旅先でネックレスの絡まりを解くのに時間を取られるといったイライラを防ぐことができそうです。
まとめ
アクセサリーの収納は、大切なアイテムを傷や変色から守る「隠す収納」と、日々の気分を上げてくれる「見せる収納」をバランスよく取り入れるのがポイントといえます。
持っているすべてのアクセサリーを一度見直し、よく使うものとそうでないものを分けるだけでも、毎日の準備の時間がぐっとスムーズになります。
お気に入りのトレイを使ったり、透明なケースで美しく並べたりと、自分にとって使いやすく、見た目にも嬉しい収納方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
小さな工夫の積み重ねが、日々のコーディネート選びをさらに楽しい時間にしてくれそうです。