【家具】長く愛用するための家具の選び方

今回は、お部屋の雰囲気を決める大切な要素であり、長く使い続ける「家具」の選び方について紹介します。

※本記事の内容は、参考程度にご活用ください。

家具を選ぶ前に考えておきたいこと

家具は一度購入すると、数年から、場合によっては数十年という長い期間を共にするパートナーになります。洋服や日用品のように気軽には買い替えられないからこそ、「どんな家具を選べば長く愛用できるのか」と悩むこともあるかもしれません。

デザインに一目惚れして購入したものの、実際に部屋に置いてみたらサイズが合わなかったり、使い勝手が悪かったりした経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。

失敗しない家具選びの第一歩は、いきなりお店に行くのではなく、まずは「今の自分の暮らし」と「これからどんな部屋で過ごしたいか」をゆっくりと想像してみることだと言われています。

ライフスタイルの変化を見据える

家具を長く使うためには、将来のライフスタイルの変化にも対応できるかどうかが重要なポイントになります。

  • 引っ越しの可能性:転勤などで引っ越しが多い場合は、分解しやすかったり、どのような間取りにも合わせやすいコンパクトなサイズの家具が便利です
  • 家族構成の変化:結婚や子供の誕生などを見据えて、後から買い足して連結できる収納家具や、高さを変えられる机などを選ぶのも一つの方法です
  • 用途の変更:最初はダイニングテーブルとして使い、将来はワークデスクとして使えるような、シンプルなデザインのものを選ぶと長く使えます

今の生活だけでなく、「少し先の未来」も意識して選ぶことで、家具はより長く私たちの暮らしに寄り添ってくれるはずです。

お部屋のサイズを正確に測る

家具選びで最も多い失敗の一つが「サイズの間違い」です。「お店で見た時は小さく見えたのに、家に置いたら圧迫感がすごかった」という事態を防ぐためには、事前の採寸が欠かせません。

お店などの広い空間では、家具は実際のサイズよりも小さく見えてしまう錯覚が起こりやすいため、目分量で判断するのは避けた方が安心です。

採寸する時の3つのポイント

家具を置くスペースを測る時は、以下のポイントに注意してみてください。

  1. 設置スペースの採寸:家具を置きたい場所の「幅・奥行き・高さ」をメジャーで正確に測ります。コンセントの位置や、巾木(壁と床の境目にある木の板)の厚みも考慮しておくと完璧です。
  2. 生活動線の確保:家具を置いた後、人が通るためのスペース(動線)が十分に確保できるかを確認します。一般的に、人がスムーズにすれ違うには60cm〜90cm程度の幅が必要と言われています。
  3. 搬入経路の確認:意外と見落としがちなのが、玄関や廊下、階段、エレベーターなどの搬入経路です。大きなソファや完成品の家具を購入する場合は、部屋まで運び込めるかどうかのサイズ確認も必須となります。

新聞紙やマスキングテープを使って、実際の家具のサイズを床に形作ってみると、部屋に置いた時のサイズ感をよりリアルにイメージしやすくなります。

素材と作りの良さを確認する

長く使える家具かどうかを見極めるためには、使われている素材と、その作りの頑丈さを確認することも大切です。

特に、ソファや椅子、ベッドなど、毎日体重をかける家具は、見えない部分の構造が寿命を大きく左右します。また、木製家具の場合は「無垢材」か「突板(プリント合板)」かによって、経年変化の楽しみ方やメンテナンスのしやすさが変わってきます。

無垢材の魅力と付き合い方

「無垢材」とは、丸太から切り出した自然の木材そのもののことです。

無垢材を使った家具は、使い込むほどに色が深まり、味わいが増していくという素晴らしい魅力を持っています。少し傷がついてしまっても、それ自体が家族の歴史として刻まれていき、場合によっては削り直して修理することも可能です。

ただし、自然の木材であるがゆえに、湿気や乾燥によって木が反ったり割れたりすることがあるため、エアコンの風が直接当たる場所を避けるなど、少しだけ気を使ってあげる必要があります。こうしたメンテナンスの手間も含めて「木を育てる」感覚を持てると、家具への愛着はより一層深まっていくことでしょう。

統一感のある空間の作り方

バラバラの時期に買った家具がお部屋に混在していると、なんとなく落ち着かない空間になってしまうことがあります。まとまりのある居心地の良い部屋を作るためには、色や素材の「統一感」を意識することがポイントになります。

すべてを同じブランドや同じシリーズで揃える必要はありませんが、いくつかルールを決めておくことで、まとまりのある空間を作りやすくなります。

木の色調と質感を合わせる

木製家具を取り入れる場合は、木の色味(明るいナチュラル系、深みのあるブラウン系など)を合わせるだけでも、部屋全体に統一感が生まれます。

また、ファブリック(布)のソファやカーテンを選ぶ時は、ベースとなる色を3色程度に絞る「カラーコントロール」を意識すると、すっきりと洗練された印象になります。

  • ベースカラー(70%):壁や天井、床などの広い面積を占める色
  • アソートカラー(25%):ソファやカーテン、大きめの家具などの主役となる色
  • アクセントカラー(5%):クッションや小物などで取り入れる、空間を引き締める色

この黄金比を少しだけ意識しながら家具を選ぶと、失敗が少なく、心地よい空間を作りやすくなると考えられています。

まとめ

長く愛用できる家具との出会いは、私たちの暮らしをより豊かで快適なものにしてくれます。

家具を選ぶ時は、デザインの好みだけでなく、将来のライフスタイルを見据えた用途の広さや、お部屋に合った正確なサイズ感をしっかりと確認することが大切です。そして、素材の特性を理解し、お部屋全体の統一感を意識することで、ずっと居続けたくなるような心地よい空間を作ることができるはずです。

焦って決めてしまうのではなく、お店に何度も足を運んで実際に座ってみたり、触れてみたりしながら、自分や家族の暮らしにそっと寄り添ってくれる「一生モノ」の家具を、ぜひ楽しみながら見つけてみてください。

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