今回は、マインクラフトにおけるオブザーバー(観測者)の基本的な使い方や、自動化装置へ組み込むためのアイデアについて紹介します。
オブザーバー(観測者)の基本仕様
Minecraftの世界でレッドストーン回路を扱う際、オブザーバーは便利な役割を果たします。
名前の通り、目の前のブロックに起こった変化を「観測」し、後ろに向かってレッドストーン信号を出すブロックです。
見た目と信号の向き
オブザーバーは前後の向きを持つブロックであり、設置する方向によって働きが変わります。
- 顔のような模様がある面が「観測する側」
- 赤い点がある面が「信号を出力する側」
- プレイヤーが向いている方向の反対側に顔が向くように設置される
ブロックの設置、破壊、状態の変化などを一瞬だけ検知して、ごく短いレッドストーン信号(1ティック)を送るのが特徴です。レッドストーン回路を小型化したり、複雑なギミックを動かしたりする際に重宝されます。
オブザーバーの作り方と必要な素材
オブザーバーを作るためには、ネザーでの素材集めが必要になるため、ある程度冒険が進んだ段階で作成可能になります。
クラフトのレシピ
作業台を使って、以下の素材を組み合わせることで作成できます。
- 丸石を上下に3つずつ(計6つ)
- 中央の列の左と真ん中にレッドストーンダストを2つ
- 中央の列の右にネザークォーツを1つ
材料の並べ方を間違えるとクラフトできないため、レシピ本を活用して配置を合わせるとスムーズです。
ネザークォーツの集め方
ネザークォーツは、ネザーに生成されるネザー石英鉱石から採掘できます。
- ツルハシで採掘するだけで直接アイテムとして入手できる
- 幸運のエンチャントが付いたツルハシを使うと、一度に獲得できる量が増える
- 採掘時に経験値も豊富に得られるため、素材集めとレベル上げを兼ねて集めるのに向いている
ネザーは危険な場所であるため、耐火のポーションや金装備(ピグリン対策)などを準備しておくと安全に探索を進められます。
オブザーバーが検知できる変化の種類
オブザーバーは、単にブロックが置かれたり壊されたりした時だけでなく、ブロックの「状態」が変化した瞬間も細かく検知します。
よく使われる検知の例
- 作物の成長:サトウキビが上に伸びた、小麦やニンジンが一段階育ったなどの変化
- 水や溶岩の動き:水流が広がったり、水源がブロックに遮られたりした瞬間
- ピストンの動き:ピストンの腕が押し出されたり、元に戻ったりする動作
- 日照センサーの切り替わり:太陽の光の強さが変わることで起こる信号の更新
- かまどの状態:アイテムを焼き始めた瞬間と、焼き終わって火が消えた瞬間
このように、見た目が少しでも変わるようなブロックの更新を捉えることができるため、工夫次第で様々なギミックに応用がききます。
オブザーバーを活用した自動化のアイデア
オブザーバーの特性を活かすと、サバイバル生活を快適にする自動化装置を作ることができます。
全自動サトウキビ収穫機
サトウキビの成長を検知して、自動で刈り取る装置は、オブザーバーの使い方を学ぶ入門として人気があります。
- サトウキビを植え、その隣に水を配置する
- サトウキビが3段目まで成長する高さに、オブザーバーの顔が向くように設置する
- オブザーバーの真下(サトウキビの2段目の高さ)に通常のピストンを配置する
- オブザーバーの裏側にレッドストーンダストを置き、検知した信号が下のピストンに伝わるようにする
サトウキビが3段目に到達すると、オブザーバーがそれを検知してピストンを動かし、2段目から上を自動的にアイテム化してくれます。ホッパーとチェストを組み合わせて、水流でアイテムを回収するようにすれば、放置しているだけでサトウキビが集まるようになります。
自動カボチャ・スイカ収穫機
カボチャやスイカの実がなる瞬間を検知する装置も、同じような仕組みで作ることができます。
- カボチャやスイカの茎(苗)をオブザーバーの顔で監視する
- 実が隣の土ブロックに生成された瞬間、茎の形が曲がることでブロックの更新が起こる
- オブザーバーがその変化を検知し、実ができた場所に向かってピストンを動かしてアイテム化する
作物の成長という自然のサイクルをレッドストーン信号に変換できるのが、オブザーバーの大きな強みと言えます。
クロック回路としての使い方
オブザーバー同士を向かい合わせに配置することで、高速で信号を出し続ける「クロック回路」を作ることも可能です。
向かい合わせの配置と活用法
- 2つのオブザーバーの「顔」の部分がぴったりと向かい合うように設置する
- お互いの状態変化を検知し合うため、無限に信号が出力され続ける
- レッドストーンランプを繋げば点滅を繰り返し、ディスペンサーを繋げば中のアイテムを連続で発射し続ける
この仕組みは、アイテム式のエレベーターを作る際にドロッパーを連続作動させたり、花火を打ち上げ続ける装置を作ったりする場面で役立ちます。
隠し扉やトラップへの応用
自動農業だけでなく、拠点の防犯や遊び心のあるギミックにもオブザーバーを活用できます。
ブロックの更新を利用した隠しスイッチ
レバーやボタンを使わず、一見すると何もない場所をスイッチにするテクニックがあります。
- 本棚や壁の裏側にオブザーバーを配置しておく
- 監視しているブロックの隣に松明を置いたり、レッドストーントーチを立てたりする
- オブザーバーがその変化を読み取り、隠し扉を開くためのピストンを動かす
この方法を使うと、自分だけが知っている特定の行動をとった時のみ開く、秘密の部屋を作ることができます。
かまどを利用した防犯ギミック
かまどの裏にオブザーバーを置くのも面白い使い方です。
- かまどにアイテムと燃料を入れると、火が点く変化をオブザーバーが検知する
- その信号を使って、床に仕込んだ落とし穴を開いたり、アラームを鳴らしたりする
- マルチプレイなどで、他のプレイヤーが勝手にかまどを使おうとした時のイタズラとして機能する
オブザーバーを使う際の注意点
便利なオブザーバーですが、回路を組む際にはいくつか気をつけておきたいポイントがあります。
意図しない連続作動を防ぐ
オブザーバーは「ブロックが置かれた時」と「壊された時」の両方で信号を出します。
- ピストンを使ってブロックを動かすと、押し出された瞬間と戻った瞬間の2回信号が出てしまうことがある
- 装置が想定外の動きを繰り返してしまう場合は、リピーターを挟んで信号の長さを調整する
- 検知する対象を直接動かすのではなく、間に別のブロックを挟んで間接的に検知させる方法も有効
重さ(ラグ)への配慮
オブザーバーを大量に使った装置や、常に動き続けるクロック回路は、ゲームの処理を重くしてしまう原因になることがあります。
- 必要ない時は装置の動きを止められるように、粘着ピストンでオブザーバーの位置をずらすスイッチを設けておく
- 拠点から少し離れた場所に大規模な装置を作り、普段の生活エリアの動作を軽く保つ
レッドストーン回路は難しそうに感じることもありますが、オブザーバーのような便利なブロックを1つ使いこなせるようになるだけで、作れる装置の幅が広がります。
簡単な自動化から始めて、少しずつ自分好みのギミックへとアレンジしていくと、より充実した生活が送れるようになります。