今回は、マインクラフトにおける農業の始め方や、美しい畑作りのアイデアについて紹介します。
サバイバル生活を安定させるためには、食料の確保がひとつの課題になります。Minecraftの世界で安定した食料を得る手段として、農業は手軽に取り組める要素です。動物を狩って肉を手に入れるのも良い方法ですが、毎回動物を探して走り回るのは手間がかかることもあります。拠点に畑を作り、安定して作物を収穫できるようになれば、冒険に出かける前の食料調達が格段に楽になります。また、畑をうまく作ることができれば、食料問題の解決に繋がるだけでなく、拠点の景観を豊かにする装飾としても機能します。日々の生活を彩る農業の世界について、さまざまな角度から探っていきます。
農業を始めるための事前準備
畑作りを始めるにあたり、いくつか揃えておきたいアイテムがあります。種や水バケツ、そして土を耕すためのクワを準備するところから始めます。
必要なアイテムの調達
土を耕すためのクワは、木や石、鉄、さらにはダイヤなど、様々な素材から作成できます。素材によって耕せるスピードに違いはありませんが、耐久度には大きな差があります。序盤であれば手軽に作れる石のクワを複数用意し、鉄の鉱石に余裕が出てきたら鉄のクワを選ぶと長く使えて便利です。
また、作物を育てるには水が欠かせません。鉄インゴットを3つクラフト画面に並べてバケツを作成し、川や海などから水源を汲んでくる作業を行います。バケツは農業以外にも、溶岩を運んだり、高いところから降りる際の水流エレベーターとして使ったりと、様々な場面で活躍するアイテムなので、早めに作っておくと役立ちます。
種や苗の集め方
一番基本的な作物である小麦の種は、草原などに生えている草を壊すことで一定確率で手に入ります。少し根気がいりますが、最初は数個集めるだけで十分間に合います。収穫する際に種が複数ドロップするため、収穫と種まきを繰り返すことで、種は自然と増えていく仕組みになっています。
他にも、村を発見できれば、ジャガイモやニンジン、ビートルートといった作物を分けてもらうことも可能です。村の畑に植えられている作物を少しいただいて、自分の拠点に持ち帰って増やすという流れが王道となっています。ジャガイモやニンジンは、種ではなく作物そのものを土に植えて増やすことができるという特徴があります。
効率よく作物を育てるための畑作り
作物をスムーズに育てるには、水流の仕様と光源の配置を意識することがポイントになります。適当に耕すよりも、法則を知っておくことで効率よく収穫量を見込めます。
水源ひとつで潤う範囲
畑を耕した土(農地)は、近くに水がないと乾いて普通の土に戻ってしまいます。水源をひとつ置くと、その水源を中心に東西南北にそれぞれ4ブロック分の範囲の土を潤す効果があります。
つまり、9×9の範囲の中心に水源をひとつ置くだけで、最大80ブロック分の作物を育てることが可能です。広大な畑を作る際も、この範囲を意識して水源を配置していくと、無駄のない畑が出来上がります。水源の場所にハーフブロックやトラップドアを置いておくと、移動中に水に落ちて作物を踏み荒らしてしまう事故を防ぐことができます。
明るさの確保
作物が成長するためには、一定以上の明るさが求められます。日中は太陽の光で成長しますが、夜間や地下に畑を作る場合は、たいまつやランタンなどの光源を設置する必要があります。
光源を置くことで夜間も作物が成長するようになるため、収穫までの時間を短縮することに繋がります。水源の上にブロックを置き、そこにたいまつを設置すると、中心から効率よく周囲を照らすことができます。明るさが足りない場所は作物が育つ途中で弾け飛んでアイテム化してしまうことがあるため、全体が均等に明るくなるように心がけることが大切です。
作物の成長を促進するテクニック
自然な成長を待つだけでなく、少し手を加えることで作物の育ちを早めることができます。食料が緊急で必要な場面で重宝するテクニックです。
骨粉の活用
スケルトンを倒した際に手に入る骨を加工すると、骨粉というアイテムになります。これを農地に植えた作物に振りかけると、成長をランダムで数段階促進させる効果が得られます。
早く食料が欲しい場面や、特定の作物を急いで増やしたい時に役立つテクニックです。コンポスターというブロックを利用して、余った種や植物、不要になった作物を肥料にして骨粉を作り出すサイクルを構築するのも有効な手段と言えます。拠点内にコンポスターを設置しておくことで、アイテム整理と農業の効率化を同時に行うことができます。
ミツバチとの共生
ミツバチを利用して作物の成長を促すことも可能です。ミツバチは花から蜜を集める際、体についた花粉を落としながら飛び回ります。この花粉が作物に降りかかると、骨粉と同じように成長が一段階進むという性質を持っています。
畑の周辺にハチの巣(養蜂箱)と花を設置しておくことで、ミツバチが勝手に農業を手伝ってくれるような環境を作り出せます。ハチの巣の下には焚き火を置いておくと、ハチミツを安全に回収できるようになるため、農業の幅がさらに広がります。見た目にも賑やかになり、自然の恵みを感じられる光景が広がるため、建築のアクセントとしても人気があります。
美しい畑を作るデザインのアイデア
単に効率を求めるだけでなく、見た目にこだわった畑作りも楽しみ方のひとつです。ブロックの組み合わせ次第で、様々な表情を見せてくれます。
段々畑の作成
傾斜のある地形を利用して、段々畑を作ると景観に立体感が生まれます。ブロックを階段状に配置し、それぞれの段に水を引く工夫を凝らすことで、美しい風景を作ることができます。
ハーフブロックや階段ブロックを組み合わせて水路を装飾すると、より自然な雰囲気を演出できます。山肌を切り拓いて広大な段々畑を完成させた時の達成感は格別なものになります。農地の隣に木材の階段ブロックを置き、その中に水を含ませる(水没させる)テクニックを使うと、水源を隠しつつスマートな段々畑を作ることも可能です。
柵と光源を使った装飾
畑の周囲を木材や石の柵で囲むことで、動物やモンスターの侵入を防ぎつつ、牧歌的な雰囲気を出すことができます。柵の角や一定間隔でランタンを吊るすと、夜の畑がおしゃれにライトアップされます。
また、水源の中にシーランタンやカエルライトなどの光源ブロックを埋め込み、その上に睡蓮の葉やトラップドアを置くといったアレンジも人気があります。光源を上手く隠すことで、幻想的な空間を演出することが可能です。畑の入り口にアーチ状の屋根を作ったり、道端に樽や干草の俵を配置したりすると、農村のような生活感を出すことができます。
様々な種類の作物を育てる
マインクラフトには、小麦やジャガイモ以外にも様々な作物が存在し、それぞれ違った育て方の特徴を持っています。用途に合わせて複数の作物を育てておくと便利です。
スイカとカボチャの特殊な育ち方
スイカやカボチャは、種を植えた場所の茎が成長し、隣接する土ブロックに実を結ぶという特徴があります。そのため、実ができるスペースをあらかじめ確保しておく必要があります。
畑を市松模様に耕したり、縦一列に並べたりと、スペースを無駄にしない配置を考える楽しさがあります。実ったスイカは壊すと複数のスイカの薄切りになり、手軽な食料になります。カボチャはランタンの材料になったり、アイアンゴーレムを作る際に必要になったりするため、たくさん育てておくと用途が広がります。
サトウキビの栽培環境
サトウキビは、水に隣接した土や砂、泥ブロックなどにのみ植えることができます。普通の作物のように耕す必要はなく、水辺にそのまま植えていきます。紙や砂糖の原料となるため、エンチャントテーブル周りの本棚を作ったり、ポーションの材料にしたりと、冒険を進める上で欠かせないアイテムです。
海岸沿いや川沿いに沿って長く植えたり、人工的な水路を作って規則正しく並べたりと、景観に合わせて配置を工夫できるのが魅力です。収穫する際は、一番下の段を残して上の部分だけを壊すことで、再度植え直す手間を省くことができます。
自動化に向けた第一歩
農業の規模が大きくなると、手作業での収穫が手間に感じられることがあります。そんな時は、レッドストーン回路などを使った自動化の要素を取り入れることを検討するタイミングと言えます。
水流を利用した収穫
高い位置から水を流し、作物を一気に押し流して回収する仕組みを作ることで、収穫の手間を省くことができます。ディスペンサーの中に水バケツを入れ、ボタンやレバーからのレッドストーン信号で水流を制御できるようにします。
流れてきたアイテムを行き止まりのホッパーで回収し、チェストに自動で収納されるようにしておけば、大規模な畑でも手軽に運用できるようになります。段々畑と組み合わせることで、壮大な水流収穫システムを構築するのもマインクラフトならではの楽しみ方です。
村人との協力による全自動畑
コンポスターを仕事ブロックとして農民の職業に就いた村人は、成長した作物を自動で収穫し、さらに手持ちの種を植え直してくれるという特徴を持っています。この性質を利用して、完全に自動化された畑を作ることも可能です。
村人のインベントリ管理や、別の村人へアイテムを投げ渡そうとする習性を利用してホッパーでアイテムを横取りする機構などを考える必要はありますが、一度完成させれば食料の心配がなくなる画期的なシステムとなります。レッドストーン回路が苦手な方でも、村人の習性を理解すれば作りやすいというメリットがあります。
まとめ
今回は、マインクラフトの農業における畑作りのポイントについて紹介しました。
- 水流が届く範囲や光源の配置を把握して効率の良い畑を設計する
- 骨粉やミツバチを活用して、作物の成長を促す環境を整える
- 段々畑や照明の工夫で、見た目にも美しい景観を作る
- 小麦やカボチャなど、作物の特性に合わせた栽培方法を取り入れる
- 水流や村人を利用して、収穫作業の手間を省く工夫をする
農業は、サバイバル生活を豊かにするだけでなく、自分だけの理想の風景を作る建築要素としても楽しめるコンテンツです。試行錯誤を繰り返しながら、自分にとって居心地の良い拠点作りを楽しんでいくことをおすすめします。畑を広げていく過程で新しい発見や工夫が生まれることも多く、長く遊べる要素のひとつと言えます。