【自転車】快適な自転車通勤を始めるための選び方と準備

今回は、健康的な生活と交通費の節約を兼ねて「自転車通勤」を始めようと考えている方に向けた、自転車の選び方と準備のポイントについて紹介します。

※本記事の内容は、参考程度にご活用ください。

自転車通勤がもたらすメリット

満員電車でのストレスや、車の渋滞から解放される「自転車通勤」は、近年多くの人に選ばれている新しい通勤スタイルです。

朝の爽やかな空気を感じながらペダルを漕ぐことで、脳がすっきりと目覚め、仕事への集中力が高まると言われています。また、わざわざジムに通わなくても、毎日の通勤時間がそのまま有酸素運動の時間に変わるため、運動不足の解消やダイエットにも非常に効果的です。もちろん、毎月の電車代やガソリン代が浮くという経済的なメリットも見逃せません。

しかし、今までママチャリ(シティサイクル)しか乗ったことがない方にとって、片道数キロの道のりを毎日走るための自転車選びは、少しハードルが高く感じられるかもしれません。用途に合った自転車を選ばないと、かえって疲れてしまったり、長続きしなかったりすることがあります。

通勤距離から選ぶ3つのタイプ

自転車を通勤に使う場合、最も重要な基準となるのが「家から会社までの距離」です。距離によって、適した自転車の種類が変わってきます。

  • 片道3km〜5km(約15分〜25分):この距離なら「シティサイクル(ママチャリ)」や、タイヤが小さくて小回りが利く「ミニベロ(小径車)」が向いています。カゴが付いているものが多く、カバンをそのまま入れられる手軽さが魅力です。
  • 片道5km〜10km(約25分〜45分):最も自転車通勤に適した距離です。この距離を毎日走るなら、軽くてスピードが出しやすい「クロスバイク」が圧倒的におすすめです。ママチャリに比べてギアの段数が多く、坂道も楽に登ることができます。
  • 片道10km以上(45分以上):長距離を走るため、風の抵抗を減らすために前傾姿勢で乗る「ロードバイク」や、体力を温助してくれる「電動アシスト自転車(e-bike)」が選択肢に入ってきます。

初心者におすすめの「クロスバイク」

これから本格的に自転車通勤を始める方に、最も人気がありおすすめなのが「クロスバイク」です。ロードバイクほどの前傾姿勢にならず、ママチャリよりもはるかに軽くスピードが出るという、両者の「いいとこ取り」をした自転車です。

クロスバイクを選ぶ時のポイント

  1. タイヤの太さ:細すぎるタイヤはスピードが出ますが、段差でパンクしやすい(パンクのリスクが高い)という弱点があります。通勤で使うなら、安定感がありパンクしにくい「28C〜32C」という少し太めのタイヤを履いたモデルが安心です。
  2. 泥除け(フェンダー)の有無:スポーツタイプの自転車には、基本的に泥除けがついていません。しかし、通勤では雨上がりの水たまりを走ることもあるため、スーツやカバンが汚れないように、後付けで泥除けを装着できるかを確認しておくことが大切です。
  3. カゴかリュックか:クロスバイクにカゴを付けることは可能ですが、見た目のバランスや走行性能を考えると、荷物は背負うタイプ(リュックサックやメッセンジャーバッグ)にする方が快適に走れます。

安全で快適に走るための必須アイテム

自転車本体だけでなく、安全に通勤するための周辺アイテム(アクセサリー)も予算に組み込んでおく必要があります。

夜間も走るため、明るい「フロントライト」と、後ろの車に存在を知らせる「テールライト(赤いライト)」は必須です。また、万が一の転倒に備えて「ヘルメット」の着用が努力義務化されているため、必ず用意しましょう。最近では、スーツや普段着に合わせやすい、帽子のようなデザインのおしゃれなヘルメットもたくさん販売されています。

盗難を防ぐための頑丈な「鍵(チェーンロックやU字ロック)」も、大切な自転車を守るために忘れてはいけないアイテムです。

まとめ

自転車通勤を成功させるコツは、「いきなり毎日乗ろうとしない」ことです。

最初は週に1〜2回、天気の良い日だけ自転車で行ってみる「ゆるい自転車通勤」から始めるのがおすすめです。実際に走ってみると、「ここの交差点は車が多くて怖いから、一つ裏の道を通ろう」「この坂道は意外と疲れるな」といった、安全で走りやすい「自分だけの通勤ルート」が見えてきます。

新しい自転車と一緒に、いつもの通勤時間を「自分のための楽しい時間」に変えてみてはいかがでしょうか。

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