「家だとついついダラけてしまう」「仕事とプライベートの切り替えが難しい」…リモートワークが普及した今、こんな悩みを抱える人は少なくありません。通勤時間がなくなり、自由度が増した一方で、自己管理能力が問われるようになりました。今回は、自宅でもオフィス以上に集中し、成果を出し続けるための環境づくりと仕事術をご紹介します。
リモートワークの最大の敵は「誘惑」
自宅には、テレビ、スマホ、漫画、お菓子、そして何より「いつでも横になれるベッド」など、仕事を妨げる誘惑があふれています。また、家族の気配や生活音が気になることもあります。これらに打ち勝ち、仕事モードに切り替えるための工夫が必要です。
集中力を高める環境づくり 3つの鉄則
まずは物理的な環境を整えることから始めましょう。
1. 仕事専用スペースを確保する
たとえ狭くても、「ここに入ったら仕事をする」という専用のスペースを作りましょう。
- デスクと椅子:ダイニングテーブルではなく、仕事用のデスクと、長時間座っても疲れない椅子を用意するのがベストです。姿勢が悪いと、肩こりや腰痛の原因になり、集中力が低下します。
- 視界を遮る:生活空間が目に入ると気が散ります。壁に向かって机を配置したり、パーティションやカーテンで視界を遮ったりして、仕事以外の情報が入らないように工夫しましょう。
2. 服装を着替える
パジャマや部屋着のまま仕事をしていないでしょうか?
- オン・オフのスイッチ:着替えるという行為自体が、脳にとって「これから仕事だ」というスイッチになります。スーツを着る必要はありませんが、外出できる程度の服装に着替えることをおすすめします。
- 身だしなみを整える:Web会議がなくても、髪を整えたり、メイクをしたりすることで、気引き締まり、プロとしての意識が高まります。
3. 誘惑を物理的に遠ざける
スマホや漫画など、気が散るものは視界に入らない場所に置きましょう。
- スマホ断ち:通知をオフにするか、別の部屋に置くのが効果的です。どうしても必要な場合は、「機内モード」や「おやすみモード」を活用しましょう。
- 整理整頓:デスクの上には、今やっている仕事に必要なもの以外は置かないようにします。視覚的なノイズを減らすことが重要です。
生産性を上げるリモートワーク仕事術
環境が整ったら、次は仕事の進め方を見直しましょう。
1. ポモドーロ・テクニックを活用する
「25分仕事+5分休憩」を繰り返す時間管理術です。
- 短時間集中:「あと25分だけ頑張ろう」と区切ることで、高い集中力を維持できます。
- こまめな休憩:5分の休憩では、ストレッチをしたり、遠くを見たりして目を休めましょう。スマホを見るのはNGです。
- リズムを作る:4セット(2時間)ごとに、長めの休憩(15~30分)を取ります。これを繰り返すことで、一日中メリハリを持って仕事に取り組めます。
2. 始業と終業の儀式を作る
通勤がない分、仕事の始まりと終わりの境界線が曖昧になりがちです。
- 始業の儀式:「コーヒーを淹れる」「To
Doリストを書く」「ラジオ体操をする」など、毎日同じルーティンを行うことで、脳を仕事モードに切り替えます。 - 終業の儀式:「PCをシャットダウンする」「デスクを片付ける」「散歩に行く」など、仕事をきっぱりと終わらせる行動を決めましょう。ダラダラ残業を防ぎ、プライベート時間を確保できます。
3. コミュニケーションを意識的にとる
リモートワークでは、雑談やちょっとした相談がしにくくなります。
- 積極的な発信:チャットツールで「今から〇〇の作業に入ります」「ちょっと休憩します」など、自分の状況をこまめに共有しましょう。
- 雑談タイム:Web会議の冒頭や終わりに、少しだけ雑談をする時間を設けるのも良いでしょう。チームの結束力を高め、孤独感を解消できます。
まとめ
リモートワークは、工夫次第で快適かつ生産的な働き方ができます。
- 仕事専用スペースと服装でスイッチを入れる
- 誘惑物は視界から消す
- ポモドーロ・テクニックで集中力を維持
- 始業・終業の儀式でメリハリをつける
- 積極的なコミュニケーションで孤立を防ぐ
自分に合った環境とルールを作り、リモートワークのメリットを最大限に活かして、仕事もプライベートも充実させましょう。