今回は、自然の中で非日常を味わえる「キャンプ」に初めて挑戦する方に向けて、持っていくと安心な持ち物や、準備のコツについて紹介します。
キャンプと聞くと、たくさんの道具を揃えなければならないイメージがあるかもしれません。しかし、初めからすべてを完璧に揃える必要はありません。レンタル品をうまく活用しながら、自分にとって必要なものを見極めていくのが、無理なく始めるためのコツです。初めてのキャンプを快適に過ごすためのポイントを見ていきましょう。
キャンプ場選びが持ち物を決める
初めてのキャンプでは、どこに行くかによって必要な持ち物が大きく変わってきます。
初心者に優しいキャンプ場の特徴
まずは、以下のような設備が整っているキャンプ場(高規格キャンプ場などと呼ばれます)を選ぶのがおすすめです。
- テントや寝袋などのレンタル品が充実している
- 水洗トイレや温水が出る炊事場がある
- 近くにスーパーや温泉施設がある
- 管理人が24時間常駐している
このような場所であれば、万が一忘れ物をしても現地で調達できることが多く、安心して過ごすことができます。
必ず準備しておきたい基本の持ち物
レンタルで済ませるものと、自分で用意するものを分けて考えるのがポイントです。
服装と身の回り品
自然の中では、朝晩の寒暖差が激しいことがよくあります。
体温調節がしやすいように、脱ぎ着できる重ね着(レイヤリング)を基本に準備すると良いでしょう。夏場でも、虫刺されや日焼けを防ぐために、薄手の長袖・長ズボンを持っていくのがおすすめです。靴は、テントの出入りで脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプと、歩きやすいスニーカーの2足があると便利です。
明かり(ランタン)の準備
キャンプ場は、街中と違って夜になると本当に真っ暗になります。
テント全体を照らすメインのランタン、テーブルの上を照らすサブランタン、そして夜間にトイレへ行く時などに使うヘッドライトや手持ちのライトの、最低でも3つの明かりがあると安心です。初心者の場合は、火を使わないLEDタイプのランタンが安全で扱いやすいです。
あると快適さがアップする便利グッズ
基本の装備に加えて、これを持っていけばより快適に過ごせるというアイテムをいくつか紹介します。
ウェットティッシュとキッチンペーパー
キャンプでは水場がテントから離れていることも多いため、ちょっとした汚れを拭き取るのにウェットティッシュが非常に役立ちます。
食事の前や、道具を片付ける時など、様々な場面で重宝します。また、油汚れのお皿などは、キッチンペーパーで一度拭き取ってから洗い場へ持っていくと、洗う手間が省けて環境にも優しいです。
厚手のアルミホイル
普通のアルミホイルよりも破れにくい厚手のものは、万能選手として活躍します。
焚き火台の下に敷いて灰の片付けを楽にしたり、食材を包んでそのまま火にかけて調理(ホイル焼き)したりと、アイデア次第で使い道が広がります。
荷物を減らすための工夫
初めてのキャンプでは、あれもこれもと不安になって荷物が多くなりがちです。
食事はシンプルに考える
キャンプの楽しみの一つである食事ですが、最初から凝った料理を作ろうとすると、必要な調理器具や調味料が増えてしまいます。
「お肉を焼くだけ」「レトルト食品を温めるだけ」といったシンプルなメニューにすることで、荷物を大幅に減らすことができます。家で野菜を切るなどの下ごしらえをしておけば、現地でのゴミも減り、ゆっくりと過ごす時間を増やすことができます。
日用品を代用する
キャンプ用の道具にこだわらず、家にあるものを活用するのも一つの手です。
例えば、専用のクーラーボックスがなくても、保冷バッグと多めの保冷剤で代用できたり、レジャーシートや家で使っている毛布をテント内に敷いたりすることで、初期費用や荷物を抑えることができます。
まとめ
初めてのキャンプは、「無理をしない」「詰め込みすぎない」ことが成功の秘訣です。
レンタル品を上手に活用し、食事のメニューをシンプルにすることで、荷物の準備や片付けの負担を減らすことができます。空いた時間で、焚き火の炎を眺めたり、星空を見上げたりと、自然の中で過ごす贅沢な時間を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。