今回は、毎日の生活に潤いを与えてくれるウォーターサーバーの中から、一人暮らしや限られた空間でも導入しやすい「卓上タイプ」の魅力と上手な活用スペースの作り方についてご紹介します。
ウォーターサーバーの「卓上タイプ」が注目される理由
美味しいお水やお湯がいつでもすぐに使えるウォーターサーバーは、健康志向の高まりや在宅ワークの普及に伴い、幅広い家庭で導入されるようになりました。お茶やコーヒーを淹れる際にお湯を沸かす手間が省け、料理や赤ちゃんのミルク作りにも活躍する非常に便利な設備です。
しかし、長らくウォーターサーバーと言えば「床に直接置く大型のタワータイプ」が主流でした。そのため、特に一人暮らしのアパートや、モノが多くてスペースに余裕がない家庭では、「便利そうだけど、置く場所がない」と導入を諦めてしまうケースが少なくありませんでした。
そこで近年大きな人気を集めているのが、卓上タイプ(ショートタイプ)のウォーターサーバーです。従来の高さが1メートル以上ある据え置き型に比べ、卓上タイプは高さが半分程度のコンパクトな設計になっています。そのため、わざわざサーバーのための新しい床面積を確保する必要がなく、既存の家具の上やデッドスペースを有効活用して設置できる柔軟性が最大の魅力なのです。
卓上タイプを設置するのにおすすめのスペース
コンパクトな卓上タイプは「どこにでも置ける」気軽さがありますが、日々の生活動線を意識して配置することで、さらに使い勝手が良くなります。ご自宅のライフスタイルに合わせた設置場所のアイデアをいくつかご紹介します。
キッチンのカウンターや背面収納の上
料理の際にお水をよく使う方や、毎朝のコーヒー・お茶の準備をスムーズにしたい方にとって、キッチン周りは最も合理的な設置場所です。食器棚の空きスペースや、キッチンカウンターの端に置くことで、作業動線を阻害することなくお湯を使うことができます。
特に、お米を炊くお水やお味噌汁作りに美味しい水を使いたい場合、コンロや炊飯器に近い位置にあると、重たい鍋やボウルを持って移動する手間が省けて非常に快適です。
ダイニングテーブルやサイドテーブルの上
食事の時やお風呂上がりなど、リビングでくつろいでいるタイミングでサッと水分補給をしたいご家庭にぴったりな配置です。食事中に席を立つことなくお代わりができたり、家族が集まる中心にあることで、自然とこまめな水分補給の習慣が身につくというメリットがあります。
最近はインテリアに馴染むスタイリッシュで洗練されたデザインの機種も増えているため、リビングの目立つ場所に置いてもお部屋の雰囲気を損なうことがありません。
寝室や書斎・テレワークスペース
就寝前や起床直後の一杯の水を大切にしている方は、寝室のサイドボード上に置くのも良い選択です。また、長時間のデスクワークを行う書斎に設置すれば、集中力を切らさずに美味しいコーヒーや紅茶を淹れてリフレッシュすることができます。
設置の際に気をつけたい重要なポイント
省スペースで自由度の高い卓上タイプですが、安全で快適に使用し続けるためには、設置場所を選ぶ際にいくつか注意すべき条件があります。
「耐荷重」と「安定感」の確認は必須
最も注意しなければならないのが、サーバーを乗せる台の強度(耐荷重)です。卓上タイプであっても、サーバー本体自体の重さに加えて、水が入ったボトル(例えば12リットルであれば約12キロ)の重量が加わります。
合計すると20キロ近い重さになることも珍しくないため、薄い板のカラーボックスや、脚が極端に細い華奢なテーブルの上に設置すると、重みに耐えきれずに台が歪んだり、最悪の場合は転倒や破損の原因となり大変危険です。必ずしっかりとした造りの頑丈なキャビネットや、カウンターなど安定感の強い平らな場所を選んで設置してください。
放熱のための隙間と電源の位置
ウォーターサーバー内部には、お水を冷やしたり温めたりするための機械が組み込まれており、稼働中は背面や側面から熱を排出しています。そのため、壁にぴったりと密着させて設置したり、周囲をモノで過度に塞いだりしてしまうと、上手く排熱できずに故障の原因となったり、消費電力が上がってしまう可能性があります。
機種によって異なりますが、壁面や周囲からは約10センチ程度の隙間を空けて設置することが推奨されています。また、延長コードでのタコ足配線は火災の危険があるため、なるべく単独の壁のコンセントから直接電源を取れる場所を探すことも大切です。
まとめ
「卓上タイプ」のウォーターサーバーは、コンパクトという物理的なメリットだけでなく、「自分の生活動線に合わせて一番便利な場所に水場を作れる」という新しいライフスタイルを提供してくれます。
一人暮らしのお部屋でも、スペースを理由に快適で健康的な水分補給の習慣を諦める必要はありません。重さに耐えられるしっかりとした台座と電源さえ確保できれば、あなたの生活をより豊かで便利なものに変えてくれる頼もしい存在となるはずです。ぜひ、ご自宅に最適な設置スペースを探してみてください。