【Excel】エクセルをダウンロードする方法と使い方

この記事は約6分で読めます。

今回は、Excel(エクセル)をダウンロードする方法と基本的な使い方について紹介します。
Excelは表計算・文書作成・グラフ作成などができる多機能なソフトウェアで、ビジネスシーンや個人利用においても欠かせないツールとなっています。
この記事では、Excelのダウンロード方法や料金プラン、無料で使う方法について解説します。

Excelをダウンロードする3つの方法

Excelをパソコンにダウンロードして使用するには、主に以下の3つの方法があります。

1. Microsoft 365のサブスクリプションを購入する

Microsoft 365は月額または年額制のサブスクリプションサービスで、ExcelだけでなくWord、PowerPoint、Outlookなど複数のOfficeアプリが使えます。常に最新バージョンが利用でき、クラウドストレージの「OneDrive」も1TBまで使用できるのが特徴です。

Microsoft 365には以下のプランがあります:

  • Microsoft 365 Personal:1人で使用する場合のプラン。年額21,300円(税込)または月額2,130円(税込)
  • Microsoft 365 Family:最大6人で共有できるプラン。年額27,400円(税込)または月額2,740円(税込)

年額プランは月額プランと比較して約17%お得になっています。また、1ヶ月間の無料体験も利用できるため、購入を検討している方は試してみるとよいでしょう。

2. Office 2024のパッケージ版(買い切り版)を購入する

一度購入すれば永続的に使用できる買い切り版のOfficeもあります。主なパッケージ版は以下の通りです:

  • Office Home & Business 2024:Word、Excel、PowerPoint、Outlookが含まれるパッケージ。価格は43,980円(税込)
  • Office Home 2024:Word、Excel、PowerPointが含まれるパッケージ。価格は34,480円(税込)

パッケージ版は一度購入すれば追加料金なしで使用できますが、バージョンアップは含まれていません。長期間(3年以上)使用する予定であれば、サブスクリプションよりもコスト面で有利になる場合があります。

3. Excel 2024を単品で購入する

Excelだけを使いたい場合は、単品での購入も可能です。Microsoft Excel 2024の価格は22,370円(税込)(Microsoft公式サイト)です。Microsoftの公式サイトやAmazon、楽天市場などのECサイト、家電量販店で購入できます。
→Microsoft Excel 2024

Excelを無料で使う方法

Excelを無料で使う方法もいくつかあります。ただし、有料版と比較すると使える機能が少ないなどの制限があります。

1. Excel for the web(Web版Excel)を使う

Microsoftアカウントを持っていれば、ブラウザ上で「Excel for the web」を無料で使用できます。基本的な表計算機能は利用可能ですが、高度な関数やグラフ機能、マクロなどには制限があります。

使用手順:

  1. Microsoftアカウントを作成(既にある場合はログイン)
  2. office.comにアクセス
  3. 「Excel」を選択
  4. 新規ファイルを作成するか、既存のファイルを開く

作成したファイルはOneDriveに保存され、オフラインで使用する場合は適宜ダウンロードが必要です。

2. Microsoft 365の無料体験版を利用する

Microsoft 365には1ヶ月間の無料体験版があります。クレジットカード情報の登録が必要ですが、期間内に解約すれば料金は発生しません。フル機能のExcelを試したい方におすすめです。

3. 代替の無料表計算ソフトを使う

Excel以外にも、無料で使える表計算ソフトがあります:

  • Googleスプレッドシート:Googleが提供する無料のオンライン表計算ソフト。Googleアカウントがあれば誰でも利用可能
  • LibreOffice Calc:オープンソースの無料オフィスソフト。ダウンロードしてオフラインでも使用可能
  • Apache OpenOffice Calc:無料のオフィスソフトウェア。基本的な表計算機能を備えている
  • Numbers:Macユーザー向けのApple製表計算ソフト。Mac購入時に無料で利用可能

Excelをダウンロード・インストールする手順

ここでは、Microsoft 365のExcelをダウンロードしてインストールする手順を説明します。

Microsoft 365の場合

  1. Microsoft 365の公式サイトにアクセスし、希望のプランを選択
  2. 「今すぐ購入」をクリックし、Microsoftアカウントでログイン
  3. 支払い情報を入力して購入手続きを完了
  4. Microsoft 365のホームページで右上の「Officeのインストール」をクリック
  5. 「Microsoft 365アプリをインストールする」を選択
  6. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストール

パッケージ版(買い切り版)の場合

  1. 購入したOfficeのプロダクトキーを用意
  2. Microsoft公式サイトの「Officeをダウンロード」ページにアクセス
  3. プロダクトキーを入力
  4. ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストール

Excel無料版と有料版の主な違い

無料版のExcel(Excel for the web)と有料版には、いくつかの重要な違いがあります:

1. 使用できる機能の制限

無料版では以下のような制限があります:

  • 一部の高度な関数が使用できない
  • グラフの種類が制限される
  • ピボットテーブルの機能が限定的
  • マクロ(VBA)が使用できない
  • データ分析ツールが制限される
  • 動的配列や複雑な数式の利用に制限がある

2. オフライン使用の制限

無料版はブラウザ上で動作するため、インターネット接続が必要です。オフラインでの作業には適していません。

3. ファイル保存と共有の違い

無料版ではファイルはOneDriveに保存され、ローカルへの直接保存ができません。また、共有機能にも一部制限があります。

まとめ:目的に合ったExcelの選び方

Excelのダウンロード方法は、用途や予算によって選ぶとよいでしょう:

  • ビジネスや長期的な使用:Microsoft 365またはOfficeパッケージ版が適しています
  • Excelのみを使用:Excel単体購入が経済的です
  • 短期間の使用や試用:Microsoft 365の無料体験版を利用できます
  • 基本機能のみの使用:Excel for the webや代替の無料表計算ソフトで対応できます

Excelは表計算だけでなく、データ分析やグラフ作成、業務効率化など多くの場面で活用できる強力なツールです。
自分の目的に合った方法でダウンロードし、活用することができます。

タイトルとURLをコピーしました